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特定非営利活動法人 まちの落書き消し隊 設立趣旨
落書きによる環境の悪化が社会問題となっている。建物の外壁や塀、柱などが落書きで汚れていると、美観上見苦しく不快であるばかりでなく、その地域の治安が悪いとのイメージを与え、実際に他の犯罪を誘発することもあり、住民の安全が損なわれる恐れがあるという問題を引き起こしている。
このような落書きには、通常、スプレー式の塗料などが使用されており、一般の人々が除去することは容易ではない。やり方によっては汚れが落ちないどころか、却って下地を傷めたり、有害な洗剤等の使用により環境に悪影響を及ぼしたりする場合もあるといった新たな問題の引き金ともなっている。
我々は、清掃業のプロとして、また、地域住民の一員として、長年清掃業で培ってきた技術と経験を活かして、上記の問題を解消して徹底的に落書きを消し去り、環境を保全し、地域住民が安心して快適に住むことのできるまちづくりに貢献するために、立ち上がることとした。
我々の活動の公共的使命に鑑み、より多くの人々に理解され、支持され、組織的にも地域的にも拡大できるよう、営利を目的としない特定非営利活動法人としての法人格を取得することとした。この活動が、将来的には日本全国、さらに世界中に広がり、究極的には全世界の人々にとって平和で安全で住みやすい世の中にするために貢献することを目指している。 |
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